試験紹介

宅建とったら、次は調査士!

不動産登記の申請では高度な法律知識が必要とされるのに加え、土地や建物の形状、面積などは精度の高い厳密な調査・測量の結果であることが法律によって求められています。そこで、実際にはこれらをスムーズに正確に行うことができる土地家屋調査士が表示に関する登記を一手に引き受けて活躍しているのです。

試験概要

試験日

筆記/例年10月第3週の日曜日、口述/1月中旬(筆記試験合格者のみ)

申込期間

7月下旬~8月中旬 各都道府県(地方)法務局で配布・受付

合格発表

筆記試験:1月上旬、口述試験:2月中旬

受験料

8,300円

受験資格

特になし

試験方法

筆記:東京、大阪、名古屋、広島、福岡、那覇、仙台、札幌、高松の全国9会場
口述:東京、大阪、名古屋、広島、福岡、仙台、札幌、高松の全国8会場

試験時間

・筆記
午前の部:9:00~11:30
午後の部:13:00~15:30
・口述
1人15分程度の面接方式による試験

問題数

・筆記
午前の部:11問
午後の部:[択一]20問、[書式]2問
・口述
1人15分程度の面接方式による試験

合格基準

午前の部の試験及び午後の部の試験とも、多肢択一式問題又は記述式問題の各成績のすべてが一定の基準点に達すること

試験内容・形式

・筆記
午前の部:平面測量10問/作図1問(測量士、測量士補、一級・二級建築士の資格を所有していれば、「午前の部」の試験が免除)
午後の部:[択一]不動産登記法・民法他から20問、[書式]土地・建物から各1問
・口述
1人15分程度の面接方式による試験

主催団体

法務省

試験データ

年度

2020年度

受験者数

4198人

合格者数

406人

合格率

9.67%

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講座情報

土地家屋調査士合格コース(全77回) 模試・答練自宅受験

測量士補・建築士等の午前の部免除資格を持っている方が対象の講座です。
試験対策の鉄則である「必要十分な量のインプット」と「試験の出題傾向に即したアウトプット」、そして調査士試験に短期で合格するためのカギである「早期からの徹底した書式対策」。
この3つの要素をバランスよく配置したカリキュラムです。

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主な業務

活躍の場

住宅新報からワンポイント!

不動産取引の際、必ずと言っていいほど土地家屋調査士が関わります。
ほかにも地籍整備や売買の際に土地の境界確認を行ったりと、活躍の場は幅広いです。
法律的な知識と測量技術を駆使した専門性の高い資格なうえ、一般に権利意識が高まっている現代では相談業務も含めて土地家屋調査士の業務範囲は益々広がるとされており、おすすめの資格です。