資格紹介映像

試験紹介

建物検査の方法や判定に関する知識と経験を有する専門家

現代の企業活動では、コンプライアンスが重視されており、企業の不正や不祥事の発生は、刑事責任、民事責任はもちろん、信頼の失墜という社会からの厳しいペナルティーにさらされます。正しい知識を持つことは、こういったリスクを回避することを可能とし、また資格を取得することは取得者自身の行動規範を高め、そして企業内に資格保有者がいることは、企業のコンプライアンスについての意識の高さを対外的にアピールすることを可能とします。

試験概要

試験日

eラーニング講座(随時)

申込期間

随時

合格発表

eラーニング講座受講後

受験料

19,800円(税込)

受験資格

◆『建物検査士』Certified Home Inspector
建築士
建築施工管理技士
<実務経験が有る者>
検査の具体的方法に関する知識や劣化事象等への該当性を確認する能力等の習得に資する実務経験が有る者

◆『建物検査士補』Assistant Home Inspector
年齢、学歴、取得資格を問いません。高い倫理観と建物に係る一定の知識・経験があればどなたでも受講出来ます。

試験方法

eラーニング講座及び試験

問題数

1コマ毎に6〜7問、全体で6コマ

試験内容・形式

1建物検査士とは
2建物検査士が知っておくべき法律知識
3建物の構造と設備の基礎知識
4調査実務
5長期計画 (国土交通省の指針、ガイドライン)
6修繕工事

主催団体

NPO法人日本住宅性能検査協会

備考

証明書発行が必要な場合、別途11,000円(税込)

※「建物検査士」「地震保険調査士」「認定火災保険調査員」の三資格合同講座もあります。建物検査士の知見にプラスして、台風や地震などの自然災害で被災した建物の保険申請をサポートする専門家として三資格の資格証を発行します。

建物検査士+地震保険調査士+認定火災保険調査員
特別価格:受講費用3資格で29,800円(税込)

<参考>通常単独受講費用
建物検査士:19,800円
地震保険調査士:29,800円
認定火災保険調査員:29,800円

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主な業務

活躍の場

トップインタビュー

トップインタビュー
NPO法人日本住宅性能検査協会 大谷昭二理事長

住宅新報からワンポイント!

建物検査士 誕生の背景
わが国の既存住宅市場は、いろいろ紹介されている既存住宅流通シェアの国際比較を参考にすると、日本の新築着工戸数は2013年時点で98万戸となっており、既存住宅取引戸数は16.9万戸で全体に占める既存住宅取引の14.7%にとどまります。
このような数値の背景には、住宅ストックに対する評価の違いがあるように思われます。日本の既存住宅市場が低迷しているのかというと、ここ数年の既存住宅市場規模は拡大傾向にあります。不動産流通経営協会の推計数値によると、2013年時点での既存住宅流通戸数は54.7万戸となっており10年間で20%近い伸びを示しておりますので、今後この傾向は増加していくものと考えられます。
このような状況の中で、既存中古住宅は新築時の品質や性能の違いに加えて、その後の維持管理や経年劣化等の状況により建物ごとの品質等に差が生じる事から、消費者(建物購入者)は、その品質や性能に不安を感じます。
このような事から、既存中古住宅の売買時点での物件の状態を公正・公平に把握できる建物検査サービスへのニーズが高まってきております。
そこで、既存中古住宅購入者若しくは既存住宅所有者に対して公正・公平な立場で建物検査を行い、消費者の不安解消に寄与できるように、特定非営利活動法人 日本住宅性能検査協会では一定の条件を取得した「建物検査士」資格を認定する事としました。