記事

準備をする

コロナ禍における海外不動産投資事情 ~その1~

2021.4.26|業務のプロになる

  • IT
記事イメージ

20年はコロナウイルス感染症が世界中に拡大し、多くの国でGDP成長率がマイナスとなった。世界的に経済が後退した中で、不動産投資はどのような可能性を持っているのか、コロナ禍における海外不動産投資について、各国のデータを用いて解説する。(ライター・秦 創平)


日本におけるコロナ前後の不動産価格推移

国土交通省は20年12月25日に日本全国の不動産価格指数を発表している。公表資料に基づいて不動産価格指数の推移をグラフ化した(グラフ1)。

Z

グラフ1


コロナ前の19年第4四半期から、不動産価格指数はほとんど変化していない。日銀によるマイナス金利政策が始まってから、住宅ローン金利の低下に伴い、不動産市場では特にマンションが値上がり傾向を示してきた。

コロナ禍では、不動産価格は下がっていないものの上昇もストップした状況だ。各デベロッパーとも、低金利でローンを使えるうちは、物件を安売りする必要がないと考えている傾向がうかがえる。

なお、長期金利の目安となる10年国債の金利推移はグラフ2の通り。