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最新テクノロジー活用で新たな環境の取り組みと改革を ~その4~

2021.4.26|業務のプロになる

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不動産投資市場に次なる変化

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、私達の生活は大きく変化した。世界の社会や経済も未曾有の事態で激動の最中にある。「適温相場」と言われた不動産投資市場を取り巻く内外の環境はコロナ禍によって一転し、今なお予断を許さない状態が続いている。そのような中にあって、不動産投資市場に今後どのような変化が見込まれるであろうか。本稿では、コロナ禍の激震の最中にある不動産投資市場について、20年の市場を振り返りつつ、その中で見えてきた新たな変化に焦点をあて、今後を見据える上での着眼点について考察していく。(一般財団法人日本不動産研究所 研究部兼国際部 次長 愼 明宏(不動産鑑定士))

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グローバルな視点

そして、不動産投資市場の今後を見据える際には、グローバルな視点も欠かせないであろう。いわずもがな、新型コロナは、世界の社会経済に影響を及ぼし、世界主要都市の不動産市場もコロナパンデミックの最中にある。

しかし、その影響度合いは、コロナ禍前の不動産市場や新型コロナの感染被害の状況により、各都市異なる様相を呈している。当研究所が実施した「国際不動産価格賃料指数」調査によれば、東京は、ニューヨーク、ロンドン、香港などの主要都市と比較して、コロナ禍においても比較的堅調な状態が維持されている(図表8)。