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住宅の省エネ促進に「光熱費表示」 ~その2~

2021.4.26|業界の知識を深める

  • 省エネ
  • 環境性能
  • 光熱費
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家庭部門のCO2削減 後押し

国土交通省では、住宅の省エネ性能を光熱費に換算して、住宅情報ポータルサイトなどで表示するための検討を開始した。22年度からの導入を見込んでおり、分譲マンションを皮切りに、分譲戸建住宅、賃貸住宅にも広げていく考え。消費者にわかりやすい表示を行うことで、住宅を購入するときや賃貸物件を探すときに比較検討がしやすくなるとともに、供給側にとっても、〝環境〟を切り口とした新たな差別化ができそうだ。(ライター 玉城麻子)

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名称は「目安光熱費」を提案

9月に行われた第2回会合では、「建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針」の告示改正と、住宅情報提供サイトでの光熱費換算値表示のとりまとめに向けて、表示方法や燃料単価の設定、名称、売電分の取り扱い、住宅情報提供サイトの広告画面上の取り扱いなどについて検討した。

事務局案では、現在経済産業省資源エネルギー庁の「小売事業者表示判断基準ワーキンググループ(WG)」で検討されている「小売事業者表示制度」(住宅における光熱費を含めたエネルギー消費性能表示)との整合性を図ることを前提に、


①名称=小売事業者表示制度の「目安電気料金」に準じて「目安光熱費」

②表示=現行のラベル表記に、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の★マーク(第三者評価)に準じた表記と、設計二次エネルギー消費量に基づいた年間の目安光熱費を算出した表記を追加(図表2)