記事

準備をする

不動産テック特集

2022.9.6|業界の知識を深める

  • IT
  • デジタル
記事イメージ

不動産DXを支援する 約200社が出展



DXをリアルに体験

来る9月28日~30日、インテックス大阪(大阪市住之江区)にて、不動産テック事業を展開する企業が一堂に会する展示会「不動産テックEXPO」が、「ジャパンビルド2022―建築の先端技術展―」の一環として開催される。今回で3回目となる同展示会は、前回から1・5倍に規模を拡大。不動産DXのソリューションはもちろん、建材や建機まで幅広く、過去最多の200社が出展する西日本最大の展示会となる。この「不動産テックEXPO」が果たす役割について、主催するRXJapan株式会社 執行役員の土屋勝利氏と、出展企業である株式会社Housmart 代表取締役の針山昌幸氏に語ってもらう。

不動産テックEXPOの役割

(土屋) 当社は多種多様な業界の展示会を年間約300本手掛けていますが、イベント事ですので、新型コロナウイルス(以下・コロナ)の影響を非常に大きく受けました。最近ようやくコロナ前の状況まで開催頻度が戻ってきてはいますが、コロナを機に出展をやめられた企業様や、ご来場を躊躇されるお客様が、まだ一定数いらっしゃいます。
そうした中、不動産テックEXPOは、コロナの状況下でありながら来場者数、出展者数共に伸び続けています。これは、「DXによって仕事の進め方を変えなくては」という不動産事業者様の思いと、その思いに答える不動産テック企業様の技術が噛み合った結果だと思っています。それを受けて我々も「不動産業界の発展に貢献する展示会にしたい」という思いで準備を進めています。

(針山) 私も、「仕事のあり方を変えたい」というニーズが不動産業界において日に日に増しているのを感じており、不動産テックEXPOは、お客様とリアルに会える場として非常に貴重な機会になるものと思っています。特に当社が展開する「プロポクラウド」は、2019年3月の提供開始以来、ほぼコロナの中でオンラインによってお客様との接点を模索してきました。しかし、不動産業界にはオンラインではたどり着けないお客様も非常に多い。そうしたお客様とどのように接点を作っていくかが課題となっていましたので、展示会は当社にとっても、非常にありがたい機会です。

(土屋) 展示会の大きな魅力は、オンラインでは不可能な〝リアルな体験〟を提供できるところにあります。実際に触れることで、「こういう使い方だったら、自分の会社でも使えるかもしれない」と感じていただくことができますし、もしも前向きな反応がいただけたら、その場で具体的な相談をスタートすることもできます。

(針山) 特にプロポクラウドのようなMA(マーケティングオートメーション)ツールは、不動産事業者様にはまだまだ馴染みのないサービスです。100人の方に触っていただければ、100人の方に「いいね」と言っていただけるだけの自信を持って提供してはいるのですが、馴染みがないがゆえに、実際に何ができるのかをオンライン上では伝えきれないのが悩みでした。
一方〝ウェビナー〟であれば、興味や関心の高い方が集まりますので少しは伝わりやすくなりますが、他の参加者に気を遣って質問しづらい空気も生まれてしまいます。その点、展示会ならその場でデモを触って効果をイメージしていただけますし、質問も気兼ねなくしていただけますから、我々の悩みもお客様の疑問も一気に解決できる絶好の機会だと思っています。