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不動産業務でFPの資格を最大の強みに! 宅建+FPの最強タッグとは?

2022.8.19|資格取得

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ファイナンシャルプランナーって何?

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ファイナンシャルプランナー(以下FP)といえば、銀行の窓口や保険関係の方が保有している資格というイメージをされている方が多いのではないでしょうか。

FPの業務は大きく6つの分野を扱います。

・住宅ローン
・節約と税金
・投資
・教育
・老後資金
・相続


このように、FPは人生のお金に関するエキスパートです。



FPにはどんな種類がある?


FPの資格には2種類あります。
国家資格の「FP技能検定」と民間資格である「AFP・CFP」です。

国家資格のFP技能士は、日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)の2団体が実施しています。
その中に1級、2級、3級の等級があり、それぞれ学科試験と実技試験があります。

【実技試験の出題科目】
1級
・資産設計提案業務
・個人資産相談業務
・保険顧客資産相談業務
(いずれか選択)

2級
・資産設計提案業務
・個人資産相談業務
・中小事業主資産相談業務
・生保顧客資産相談業務
・損保顧客資産相談業務
(いずれか選択)

3級

資産設計提案業務
個人資産相談業務


不動産業務に必要なFPはどれ?

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実際の業務では住宅ローン、税金、投資、相続が当てはまります。

その中でも特に物件の購入、つまり住宅ローンに関する相談が圧倒的に多いです。

不動産の仲介に大きく関係するものは「FP2級」になります。


知らなかった!FPの実務について


ここで一つ注意したいのは「FPはお金に関する実務はできない」ということです。

実務を行うのは税理士や弁護士といったいわゆる士業の方で、FPは代理人としても動くことはできません。
例えば遺産分割に関しては弁護士が行い、保険の契約は保険募集人が行います。



では一体FPは何の業務ができるのでしょうか。


FPは「資金計画コーディネーター」


FPが実際に行う業務のメインは「キャッシュフロー表の作成」です。

例えば住宅ローンを組むときに、収入・支出・家族構成を理解した上で、どのくらいの金額の住宅を購入できるかをプランニングできます。
金額が厳しいときには何を削ればいいかを一緒に考える重要な業務です。


ダブル資格で営業力アップ!「宅建」×「FP」


FPが住宅の購入に関して相談を受けたとき、どのような提案ができるでしょうか。

家を購入したいと考えている方は「年収の5倍程度」の予算で考えているケースが多いのですが、実際の東京23区の相場は「年収の9倍程度」と言われています。

この場合、FPが勉強した基本理論とは数値がかけ離れているため、FPとしては「その物件はあきらめましょう」という結論になってしまいます。


実際に街中で行われているFPの無料相談会などで不動産関連の話をすると、不動産相場に詳しくないFPの方も多いために、残念ながら物件購入の背中を押してもらうことができないことがあります。

しかし、宅建士の資格を持っていて、不動産相場をきちんと理解しているFPであれば、相場の実態に合わせて、物件の購入を諦めないために資金計画をどうするかという提案ができます。

・住宅ローンをいくら借りるか
・借入可能額や資金計画の提案
・可処分所得や返済可能額

など個々の家族の状況を見ながら相談に乗ることができるのです。

宅建士の資格だけを保有していても、このような相談に乗ることは難しいでしょう。



これが宅建とFPのダブル資格の最大の強みになります。

不動産とお金は切っても切れない関係。
そういった意味でも宅建とFPは2つ持って初めて実践に役立つ提案のできる強力な資格となりうるのです。


FPの試験2級の難易度・合格率は?


先ほど、一般的な売買仲介に関する不動産は2級とお伝えしましたが、難易度はテキストをしっかり暗記すれば受かるレベルです。

一般的には3〜5ヶ月(1日2時間程度)の勉強時間が必要と言われています。

合格率は2021年度で学科試験が約50%、実技試験が約60%です。
受験者数は8万人ですので、4〜5万人ほどが合格しています。


試験は毎年1月、5月、9月の年3回実施されています。



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宅建とFPの効率的な勉強方法


宅建の試験とFPの試験内容は6科目のうち「不動産」「相続・事業継承」の2科目が一致しています。
そのため、宅建の勉強をしてからFPを取るという流れで効果的な学習計画を組むことができます。


実際は10月に宅建の資格を取るための学習をし、1月にFPの受験をするのがベストな試験計画の組み方といえるでしょう。

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