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【ZEHアドバイザーが解決】不動産の「省エネ」に関するよくある質問

2022.6.3|業務のプロになる

  • 不動産資格の豆知識Q&A
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ZEHアドバイザーの実務に関するよくある質問


ZEHアドバイザーの実務では以下の内容の質問がよくあります。

省エネや賃貸物件のゼロエネルギー化に関して、実例をもとにQ&A形式でまとめました。


カーボンニュートラルに関するよくある質問


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Q:ZEHという言葉を聞くことが多くなりましたが、どういう意味ですか?


A:
ZEHは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略です。
政府は2020年までに、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させる目標、いわゆる「カーボンニュートラル」の目標を設けました。
その一環として、一般の住宅において使うエネルギーと創るエネルギーの剛健でゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)を推進しています。

ZEHは、一定規模以上の新築住宅での義務化が定められています。しかしそれだけではなく、既存の中古住宅や集合住宅でも進められています。
完全なゼロではなくても、より近い「nearlyZEH」も推進しています。


Q:既存のマンションですが、省エネルギーは可能ですか?


A:
いわゆる中古マンションでは、完全なZEH化は、工事費が高く難しいと考えられがちです。しかし、できることはいくつもあります。
最初に、取り掛かかると良いのは、窓のサッシの複層ガラスへの更新です。
北海道のマンションの多くは従来より複層ガラスが採用されていますが、本州ではまだ少ないようです。

RC造のマンションはもともと気密性が高いので、窓のサッシを複層ガラスに更新するだけで大幅な省エネルギーとなります。エアコンの電気代も相当削減できます。
サッシの交換は大規模な工事になると考えがちですが、1部屋あたりの工事時間は、広さにもよりますが2〜3時間です。


工事費も1戸あたりにすると多額ではなく、国保補助金制度もあります。
他にも、「外壁の外断熱」「屋上断熱」「共用電気の太陽光発電へ」などがあります。

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空き室対策に関するよくある質問

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Q:賃貸住宅の省エネ 賃貸住宅のオーナーです。今後は省エネ住宅でないと入居者が集まりにくいと言われました。
現在も入居者がおられるので、工事ができません。何か方法はありますか?


A:
すでに、賃貸住宅はかなり余ってきています。今後も少子化により傾向はすすみ、近い内に賃貸住宅の30%が空室となると予想されています。
そうなると、賃貸住宅でもよほどの特徴がないと、入居者が住みたいと思わないでしょう。
その特徴づくりの1つに「省エネ住宅」が考えられます。同じ家賃なら、エアコンの電気代が安くてすむ部屋が選ばれます。

また、入居者がいてもできる省エネ工事もあります。
ひとつは外壁の外断熱化です。外壁だけの工事なので室内工事はありません。
また、窓のサッシの省エネ化は、意外と簡単です。窓ガラスの交換だけなら、1部屋一時間程度です。


Q:賃貸マンションを経営しています。省エネに関心があるのですが、省エネするメリットはありますか?


A:
賃貸マンション・アパートも差別化が必要と言われています。賃貸住宅の空き室率は30%になるといわれ、東京でも賃貸住宅の空き室は増えつつあります。
入居者が、住みたいと考える健康で快適に暮らせる部屋を提供して差別化をはかることが空室対策のひとつです。
賃貸住宅の省エネ化は、これからは必須です。既存の建物でも省エネ化をはかる余地はたくさんあります。
省エネ化には、補助金もあります。優遇税費もあります。金利の安い融資制度も整っています。

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窓ガラスに関するよくあるQ&A