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【図解】不動産業界とは?種類や仕事内容をわかりやすく解説

2021.12.14|キャリアアップとは

  • 不動産会社のミカタ
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不動産業界が複雑すぎてイマイチ理解できない。

不動産業界は業種や職種が多岐に渡るため、なかなかイメージがつかない方も多いのではないでしょうか。

本ページでは「不動産業界」をわかりやすく図解し、種類や仕事内容・年収までまとめてご紹介いたします。

※当記事は不動産会社のミカタ『【図解】不動産業界とは?種類や仕事内容をわかりやすく解説』を転載しています。


不動産業界の根本は意外とシンプル!

特に就活生やこれから不動産業界に転職しようと考えている方は是非参考にしてください。

先にお伝えしておくと、不動産業界というのは建築・不動産テックなども絡んでくるため、人によって解釈がかなり異なります。

管理を不動産業と呼ぶ人もいれば、仲介を不動産業と呼ぶ方もいます。(現役の不動産従事者でも見解はそれぞれ異なります)

不動産業界というのを理解するのにあたり、「人によって解釈が異なる」という点も覚えておくとよいかもしれません。

それではさっそく解説していきます。


不動産業界とは?

不動産業とはその名の通り、不動産を扱っている事業者を指し、全国に34万社※あるとされています。(※不動産流通推進センターの統計集より)

不動産業界を大別すると、

・不動産売買

・不動産仲介

・不動産管理

・不動産賃貸

に分かれており、すべてを総称して不動産業と呼ばれています。

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不動産と聞くと「売買仲介」「賃貸仲介」のイメージが強いですが、

・法人・個人が不動産投資・運用を行うために設立した会社

なども不動産業に該当します。

経済産業省の公表しているデータによると、日本全国にあるすべての法人の数が約421万社。そのうち34万社が不動産業ですので、多くの会社が何かしらの形で不動産に携わっていることがわかります。


【覚えておこう】混同しやすい不動産業と宅建業

不動産業の中には宅建業というものがあります。

宅建業は

・不動産売買

・売買・賃貸仲介

を行う業者を指します。(宅建業自体を不動産業と認識している方も多いです。)

ざっくりですが、

・販売・仲介する会社は宅建業者

・管理や貸し出しをする会社は不動産業者(宅建業者ではない)

と覚えておくとよいでしょう。

宅建業者は全国に約12万社あるとされており、売買手数料・仲介手数料をもらうことで成り立っています。

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宅建業には「宅建業法」という法律があり、宅建業法に違反すると「指示処分」「業務停止処分」「免許取消処分」といった処分を受けることもあります。

※余談ではありますが、「不動産業自体を取り締まる不動産業法」というものは存在しません。


【図解】不動産業界の開発・流通・管理を覚える

不動産業界をさらに深く理解するためには、不動産がどのような流れで動いているのか把握することが一番です。

下記は不動産が流通するための主な流れです。

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ここで見るべきポイントはマークのついている

・デベロッパー(開発)

・売買・賃貸仲介業者(流通)

・管理会社(管理)

です。 この3つを抑えておけば扱っている物件の違いこそあれど、どの不動産会社もいずれかに当てはまります。

上記の図を元に解説いたします。

デベロッパー(開発)

デベロッパーは土地を仕入れ、ゼネコン・建築会社と協業し、マンション・アパートの建設はもちろん、商業施設や都市開発などを行い販売もしくは貸し出す業態です。

土地の仕入れから始まり、建物の建設などを行うため莫大な資金力が必要なため、財閥系を中心とした大企業がデベロッパーとして活躍しています。

メモ 床面積30坪程度の土地付き2階建て住宅を2000~2800万円程度の価格で分譲する建て売り業者をパワービルダーといいます。

売買・賃貸仲介業者(流通)

不動産仲介は不動産の売買・賃貸の仲介を行う業態です。不動産の流通を担うポジションであり、業界の代表的な業種と言えます。

売り手(貸主)と買い手(借主)を結びつけるのが仕事で仲介手数料をもらうことを事業としています。

※売主の代わりに販売代理を行うケースもあります。

デベロッパーとは違い、仕入れをすることがないため小資本で行うことが出来ますが、競合他社が多いのも特徴です。(独立開業の多い業種)

仲介の中でも「売買仲介」「賃貸仲介」があり、さらに細分化すると、戸建ての仲介、ワンルーム仲介など、不動産事業者によって主軸とする物件が異なります。

賃貸管理会社(管理)

不動産管理会社では不動産・土地・駐車場の管理などを行うことで報酬を得ています。 大家(オーナー)から管理委託を受けて、部屋を埋めるための集客を行ったり、入居者へのフォローや集金業務なども行います。

どの地域にもポツンとたたずむ不動産会社があると思いますが、多くの場合はこの管理業務を主事業としています。 管理事業だけでなく、仲介業務も行っている会社が多いです。

管理は不動産管理からすると安定した売り上げに繋がりますが、一方で大幅な収入は見込めないため、管理×仲介を行う企業も珍しくありません。


不動産業界の種類は多岐に渡る

・デベロッパー

・仲介業者(売買・賃貸)

・管理会社

3つに大別しましたが、さらに細かく分類していくと様々な種類があります。

ここが不動産業界がややこしく見える大きなポイントです。

以下は不動産業界の業態と種類の一部を大分類・中分類でまとめたものです。

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中分類の下にはさらに、「ワンルーム」「中物件」「新築」など、細かく分かれていきますが、根本の「デベロッパー(開発)」「仲介(流通)」「管理」という部分は変わりません。

就活生であれば、大分類・中分類の順で理解すると、どのような会社なのか、入社後どのような業務を行うのか理解できるでしょう。

・デベロッパー×仲介

・仲介×管理

といったように複数の事業を行っている会社もあります。特に仲介×管理は一般的です。

さらに詳しく知りたい方は、不動産業界を分かりやすく可視化した不動産業界マップをダウンロードの上、ぜひご活用ください。


不動産業界の仕事内容・年収

ここからは業種別の仕事内容と各業種別の代表的な企業の年収を含めてご紹介いたします。

デベロッパー(開発)の仕事内容と年収

1.不動産仲介業者から土地情報をもらう

2.土地を買う

3.土地の上にマンション・アパートを建てる

4.お客様を見つける

5.成約

デベロッパーは不動産業界の花形ともいえる業種ですが、現場はかなり泥臭く、不動産仲介業者に飛び込みを行い土地情報をもらうことから始まります。

この土地情報を元に、持ち主である地権者を交渉を重ね、土地を手に入れることを用地取得と言います。地権者が複数いる場合など用地取得は困難を極めることもあります。

また、コネや会社のネームバリューもかなり影響してくる業種です。

ちなみにさまざまな施設の企画・開発を総合的に行い、街づくりに取り組むデベロッパーを「総合デベロッパー」、特定の建物の開発を行うデベロッパーを「専門デベロッパー」と呼ぶことがあります。

代表的な企業

・ヒューリック

・日本商業開発

・三菱地所

・三井不動産

・住友不動産

・東急不動産

・野村不動産

年収