投資不動産取引士

住宅・不動産業界のキャリアアップサイト「不動産ココ」に掲載されている資格の生まれた背景や魅力などを、主催する団体トップに聞く「トップインタビュー」。
一般社団法人 投資不動産流通協会の井上徹理事長に「投資不動産取引士」について語ってもらった。

■この資格はどのような経緯で生まれたのか

投資不動産は市場の成長とともに、「かぼちゃの馬車」問題に代表されるようにトラブルも増加しています。不動産投資が身近になったにも関わらず、投資不動産取引の専門的な知識を有したプロフェッショナルはいまだ少なく、業界における環境整備もまだまだ不十分な状況にあります。
このような背景のもと、投資不動産売買取引の専門知識の習得とコンプライアンスの定着を目的とし資格を創設しました。

■資格の魅力や資格の活用法の場は?

投資不動産取引実務に必要な知識を身に付けることはもちろんのこと、投資不動産の専門家として、投資家より高い信頼を得ることができます。
本資格は、資格取得の証として、投資不動産取引士証を発行しております。当協会の会員企業では、投資家に投資不動産取引士証を提示したところ、信用され、投資物件を受託したこともあると聞いています。
また、投資不動産売買トラブル解決を目指す法務大臣認証ADR調停人の基礎資格にも認定され、今後より一層、活躍が期待される資格です。

■資格の今後の展望について

投資不動産売買には欠かせない資格となるよう目指していきたいです。

■資格取得を考えている方へのメッセージ

資格を取得して適正な取引を行い、市場の活性化を一緒に頑張りましょう。

■その他、団体の活動は?

投資不動産事業支援に特化した協会です。資格制度のみならず、投資不動産専用の書類、投資不動産売買サポートツール、研修会など、さまざまな商品・サービスで、不動産企業様を支援しています。

(2021/6/29)

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